うまくいかないでイライラする。今行っている事が無意味に思えてきても、それは何一つ無意味ではない。

何かを始めようとしたり一つの事に取り組んでいる時に、最初は勢いがあるけど結果が出ずにこのまま続けていいのか迷う事はありませんか？

やりたい事ではなく仕方なくやっているのに…

今やっている事は意味があるのだろうか。

例え結果が出ずに終わったとしても、それは無意味ではありません。

全ては自分の人生のパズルのピース

ばらばら～と出して組み立てていく時に、端っこや絵柄がついているものは組み立てやすくどんどん出来ていきますよね。

でも大量にある単色だったり同じ模様のパズルのピースはどれと合うか分からず、立ち止まりませんか？

意外と同じような模様で後回しにするピースは多くありますよね。

壮大なパズルで自分の人生を組み立てていると考えてください。

一つ一つの経験がパズルのピースです。

単体で見ると役に立つように見えない単調で何も面白くないピースも沢山あります。

絵柄がはっきりしているピースは面白くどんどん組み立てられますが、必ず単調な箇所でつまずきます。

でも単調な箇所だって絶対にそのピースがないと完成しません。

ピースを色んな方向に回転させて見方を変えてみたり場所を変えてみたり、色々試行錯誤して意外な箇所で繋がります。

繋がった時の気持ちよさといったらないですね。

そうやって自分の人生のパズルのピースを自分で作り上げているのです。

長い人生のどこで繋がるかなんて分からない大切なピースを、今この一瞬も自分で作っていると考えたら今やっている事が無駄でないと思いませんか？

辛かった出来事を考えない様にしていた

私は一時期仕事が辛くて怒られてばっかりで、本当に消えてしまいたいと思っていた時期があります。

思い出すと苦しくなって頭や胸がきゅっと締め付けられる事がありました。

本当に思い出したくない苦しい時期だったのですが、それも自分の人生の大切なパズルのピースを作っていたんだと思うと不思議と受け入れられました。

あの経験があるから、夫が忙しい時の気持ちが分かって少し寄り添う事ができる。

あの経験があるから、社会の厳しさを知って子供にどう成長してほしいか考える事ができる。

全然無駄じゃなかったと思うと、逃げずにその経験というピースを手に入れた自分を誇らしく思いました。

どんな経験も大切にしよう

仕事で辛い事もあります。子育てに必死で他に何もできず無力感にかられる時もあります。

報われたと思う事もあれば全くうまくいかなくて無意味に感じられる事も沢山あります。

人生は長いので、待ちきれずに全然繋がらなくて焦る事もあります。

でも全部大切な自分の人生のパズルのピースです。必ず繋がってきます。

だから今目の前の事を一つ一つ大切に向き合っていきましょう。

自分の人生を組み立てていく大切なピースをコツコツと集めて繋げ、大きな絵を作り上げていきませんか？

「賢者の書」著 喜多川 泰

実はこれは喜多川泰さんの「賢者の書」を読んで感銘を受けた考え方です。

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これまでの人生は何一つ無駄な事なんてなくて、全て大切なものだと腑に落ちてとても明るい気持ちになれました。

うまくいかないとか、辛いと思っている人には特に読んで頂きたいおすすめの本です。

たった1冊の本で人生が変わる。そんな体験をさせてくれる喜多川先生です。