これからの教育って? – 自分が受けてきた教育をそのまま受けさせて大丈夫?

eye_next_edu 子供のハナシ

私達親が受けてきた教育方針は、これからの時代に通用しなくなります。

情報化社会とこれからの時代では、根本的に求められる能力が異なるからです。


このブログで分かる事

・自分が受けた教育方針と同じだと、時代遅れになる可能性
・これまでと求められる能力が異なる理由

私達が育ってきた時代。これから生きていく時代。

思っているよりも大きい差がありますよ!

https://www.wellbeing-management-labo.co.jp/column/170413/
出典:株式会社ウェルビーイング経営研究所

私は「自分が受けてきた教育を子供にも受けさせたい」という想いがありました。

しかし私達が受けてきた教育は、人に、会社に、国に従順に従い自分の知識を活用して働く事でした。

コンピュータが普及し始めた時代で、コンピュータをマニュアル通りに活用できる人材

そんな人が多く求められていたのです。

ところが時代は移り、AIの普及が始まっています。

マニュアル通りの作業はAIが働いてくれます。

大量の知識が必要な業務もAIで代用できる様になるでしょう。

今度は何が求められているのか?

それはAIではできない事。

想像力、情報活用する方法、考える力

これは、親や先生に言われた事を忠実に守って従う能力とは別の話です。

分かってるよ、プログラミングさせたらいいんでしょ?

プログラミングが出来るという事。どういう風に捉えていますか?

エクセルやワードなどのツールを使いこなせること?

難しいプログラミング言語を習得して、設計書を元に作成できること?

ロボットを動かせる様になること?

もちろんそれらも大切な能力でしょう。

でも、本当に求められている能力はそこではないのです。

プログラミングにおいて求められる力は以下だと思っています。

  • 問題を自ら提起し、解決する能力
  • 論理的な思考
  • 自ら考えて新しいものを生み出し形にする能力
  • それらを仲間と実現させるコミュニケーション力
  • 人に伝えるプレゼンテーション力

人に言われるがままにプログラミングが出来る様になったとしても

指示待ち人間だったとしたら、それはAIに負けてしまう日が来るかもしれません。

めちゃくちゃ難しい事ですね。

でもね、実はそれは「好きなことをとことん追求する」幸せな事なのかもしれません。

考える力ってどうやってつけるの?

ある本に出会いました。

TRICK スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法 単行本 – 2021/4/7
エスター・ウォジスキー (著), 関 美和 (翻訳)

子供の英才教育を実施せず、子供に好きな事をさせる。

親のいう事を聞く事を教えるのではなく、子供を信頼し自発的に行動する事を促す教育についてです。

アメリカでの教育で、幼少時に「早くから計算ができて何になるんです?」という言葉に衝撃をうけました。

進んでいる国では、もはや日本(自分)とは逆の発想なのか…!

最近では勉強を教える事よりも自分で考える事を、好きな事をとことん追求する力を伸ばす事の方が大切と考えられているようです。

子供を信頼する事で、自己肯定感が育ち自発的な行動がとれるようになります。

私達の育った頃と、時代が違うのです。

私達が育ったのは情報化社会。

ようやくコンピュータが普及して、手作業で行っていた作業をコンピュータで効率化する能力が必要だった時代です。

決められたマニュアル通りに、言われた通りに淡々と働くように教育されてきたのです。

今は情報化社会から先にいくところ。これまでとは違い、情報をどの様に生かして活用するか。

これまでにないものを生み出す事が求められる時代です。

そこで非認知能力というものを知りました。

非認知能力とは前述した様な学力では測れない、数値に表せない能力です。

近年、重要視する人が増えて注目されています。

それまでは、小さいうちから公文をさせて…とか妄想していました。

今では、まずやりたい事を思いっきりできる環境を整えてあげたいと考えています。

やりたい事を追求しだすと、結局は勉強に行き着くのです。

そうすると、勉強する意味も自分で見出す事ができ、一石二鳥ではないでしょうか。

逆にやりたい事がはっきりしない子はきっとこう言うでしょう。
「勉強ってなんでするの?」

答えが「いい大学に入って、いい企業に就職する為」であれば、それは親に教えてもらったことではないでしょうか?

私は子供の頃自分の「好き」を大人に全否定されて、見失っていました。

そして何より子供の「好き」を見つけてあげる事が大切だと気づきました。

まとめ

これからの時代を生きていく為に、一体何が必要なのかを今一度考えましょう。

考える時代なんです。親も今の時代に沿った将来を考えましょう。

英語さえ話せれば何とかなりますか?

算数さえできれば何とかなりますか?

ママのいう事しっかり聞いておけば大丈夫ですか?

子供が何に興味を示しているかしっかり見てみましょう。

やりたい事をして、自分の能力を発揮できる時代になります。

本気でやりたい事を見つけられた時、英語が必要だと悟る日が来るでしょう。

算数が必要だと思う日が来るでしょう。

その時の学習意欲は言われてやる時とは比較にならないでしょう。

もちろん、その時に既にその能力が備わっていたら楽です。

今やって無駄な事もないです。

でも、好きな事をとことこん追求する事が求められる。

なんて素敵な時代なのでしょう。

先行き不透明な時代ですが、子供には自由に幸せに生きてほしい。そんな願いを込めています。

思考停止から抜け出すにはまずは暮らしを変える事がおすすめ。何も考えず読んでみて!

これからの時代に必要なチカラ。私達が受けた教育と同じ事は次世代には通用しない。難しく考える必要はなくて、楽しめばいいハナシ♪

はち子のプロフィール。これまでの生活や、変えていったこと人生が好転していったハナシ。

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