習い事をする意味ってある？効果的に習い事をするためにはどうしたら良いのか。

子供に習わせたい習い事はたくさんありますよね。

習い事をする目的を明確にして効果を発揮させよう。

なんとなく習い事をしている？

習い事ランキング上位の習い事をとりあえずやらせてみよう！

とてもよく分かります。どれがいいなんてイマイチ分かりません。

子供に何を習いたい？と聞いても子供だってやったことないのに「これ！」というのは分からなかったりします。

「お友達がやっているから」という理由だったりする事もザラではないでしょうか？

やり始めて楽しくなってハマったというのは最高ですが、なんとなく週1回1時間のレッスンに通ってなんとなく過ごしているだけでなんとなく終わってしまったり…。

目的を明確にしよう

習い事をする上で、その習った事を何に活かしたいかを考えたことはありますか？

勉強もそうですが、知識を身につけた後にその知識を活かさなければその勉強は意味を成しません。

子供がスイミングを習い始めたのですが、泳げるようになったらどうしたい？と聞くと「海で泳いで潜ってみたい！」と言いました。

母が過去ダイビングが趣味で海の中の楽しさを語ったのが影響したかもしれません。

ただ、父は中学生まで競泳で県大会に出たりと速さを競って勝つ事を目的にスイミングを習っていました。

他にも泳ぐことで出来る事はオリンピックを観たりしていると沢山浮かんできますね。

「パパは早く泳げる様に練習して他の人と競争していたんだよ。人より早く泳げる様になりたい！とは思わない？」

と聞くと、人と競争する為ではなく海で楽しむ為に泳げる様になりたいと話していました。

仮に泳げる様になって変わる事もあるかもしれませんが、今の子供のスイミングの目的は決まりました。

目的：「水を怖がらず潜る事ができ、最低限の泳ぎを習得したい。」

私の子供にとっては水の中で自由に行動できるスキルを身につけられれば良いので、速く泳ぐ為の厳しい訓練は目的達成に「効果的でない」という事になります。

楽しみたいだけなのに厳しくコーチに怒られてスイミングが嫌になったら目的を達成できません。

クロールや平泳ぎが出来る様になったら退会して、プールの大型施設に行ったり夏の海に行く位で全く問題ないでしょう。

他の事を習った方がよほど時間を効率的に使えます。

目的を明確にして子供の本命を見つける

我が家の子供は以前ダンスの体験に何度か行っているのですが、まだ入会に至っていません。

ただ、本人はダンスが大好きでダンスを習いたいとは思っている様です。

「ダンスを習って踊れる様になったらどうなりたい？」と聞いてみると、

「上手に踊れる様になりたい！」と答えました。

4歳の現段階の話ではありますが、本人はやはり気持ち的にはダンスを上手に踊りたいという気持ちが強い様です。

「ダンスは人と競争して人より上手くなりたい？」と聞くと頷きました。

こちらは上達したい気持ちが強い様です。

しかし、スイミングはすんなり入会できたのにダンスは体験でも一歩も動きません。

なぜかと聞くと「自分が周りより下手なのが恥ずかしいから」でした。

保育園のクラスでは誰よりもダンスが上手ですと褒められているので、ダンスにはプライドを持っているのかもしれません。

最初の一歩が非常に難しいのですが、きっと習い始めて上達しだしたらのめり込んで頑張るのではないかと思います。

本人に「習い事をして出来る様になったら何をしたい？」と聞くとその事への本人の思い入れが分かるのでおすすめです。

親の学ばせたい事

そうはいっても、親が〇〇を身につけてほしいから〇〇を習わせたいという場合もありますよね。

・チームを組んでチームワークを学んで協調性や自分の得意な役割などを学んでほしい。

・基礎体力をつけて、将来困らない体力づくりをさせたい。

・正しい姿勢を身につけさせたい。

・習い事を通じて海外に興味を持ってほしい。

これを満たしてくれる習い事をしてほしいなと思うのですが、そうすると今子供が興味を持っているダンスで満たせるので母的にも満足です。

敢えて私のわがままを言うと、私が過去ピアノが弾けて楽器演奏が好きなので子供にも楽器を習わせて将来一緒に合奏したいという事です。

これらを総合して今はスイミング、ダンス、ピアノを習わせようと考えています。

習い事をしても家で復習できないと意味がないので今はこの3つに絞ります。

まとめ

もちろん、その都度感情も変わってきますので習い事が入れ替わる可能性があります。

定期的に本人と習い事をする目的を確認し合っていく事が大切となるでしょう。

目的を明確にする事で本人も意識が高まり効果的に習い事ができると思います。

誰でも新しい事を始めると最初は面白いのですが、伸び悩む時期があります。基礎固めをするのは誰もが辛い試練でやめたくなる事もありますが、でもそこを超えると一気に上達する事でしょう。

本人の気持ちに寄り添いながらも、何か1つでも基礎固めを突破して成功体験ができる習い事に出会える事を心より願っています。