普通とは何か？価値観が違う？自分も仕事相手も結婚相手もみんな普通は自分の基準。

なんでこんなに普通が通じないんだろう。そう思う事はありませんか？

自分の普通に縛られていると、辛い思いをするかもしれません。

普通とは？

これまで色々な人に会いましたが、普通とは十人十色です。家族ですら「普通」の定義が異なる事もたくさんあります。

自分の出会ったそれぞれの人や本、経験に影響されて「普通」は出来上がっていくのです。

同じ仕事を長く続けていくと、自分の会社のルールが「普通」になります。

合併などすると仕事のやり方や考え方が異なる為に割れたりします。

結局方向性の違いから弱い方が子会社に追いやられたりします。

これまで自分がしてきた当たり前の仕事が突然当たり前でなくなるのです。

当たり前を捨てて本社に残るか、当たり前を続けて子会社に行くのか選択を迫られる事もありました。

結婚をとってもそうです。

日々の生活においても自分の「普通」は相手の「普通」と同じ事は少ないでしょう。

だからぶつかるのです。この人で本当に良かったのだろうかと結婚して直ぐに後悔する事があるでしょう。

「普通洗濯物は畳んでしまうでしょ!?」

「畳まないで干したままの方が効率がいい！」

「柔軟剤使ってよ！」

「靴下は脱いだらネットに入れて！」

なんて争いが日々繰り返されます。

もう離婚したい！！

最初のうちに何度か脳裏によぎる人も多いのではないでしょうか？

理由が価値観の違いであればまだすり合わせが十分にできていないという事でしょう。

誰だって価値観が異なる事は必ずあります。問題はお互いが寄り添えるかどうかです。

「普通」が同じ人に出会うなんて事はほとんど可能性ゼロに近いです。

普通に縛られずにお互いを尊重しよう

自分の普通を信じすぎると相手にそれを求めてしまうので衝突する事が多くなります。

まずは自分の「普通」と他人の「普通」が違うのは当たり前である事を認識しましょう。

今まで人に教わって自分の「普通」になった事も、それは教えてくれた人の「普通」であって皆の普通ではありません。

「普通」に囚われて生きていくと、孤立してしまう可能性もあります。

相手の考えている「普通」を理解して、自分の「普通」と照らし合わせて歩み寄る事が大切です。

自分が相手の「普通」に疑問を持っているならば、相手も自分の「普通」に普通じゃないと疑問をもっています。

婚活でもよく普通な人がいいと言いますね。

普通が合う人を見つけるなんて事はとても難しい事なんですよ。

人はお互いの違いを認め合い、尊重し、寄り添い合って生きていくものです。

譲れない事がある時は、丁寧に説明し相手にここは譲りたくないと説得してみましょう。

その上で相手の意向も汲み取ってお互い譲歩していく事が大切です。

お互いを尊重し合えた時、考え方の幅もうんと広がり仕事も家庭も今より過ごしやすい場所になっているはずです。