子供が幼児になってくると、習い事をさせてあげたくなりますよね。
子供に色々な経験をさせるためにも、好きな事を探すためにもたくさんの習い事をさせたいと思う親御さんもいると思います。
スイミング、英語、ピアノ、バレエ、サッカー、幼児教室、習字、そろばん、公文…上げだしたらキリがありません。
本当に出来るものなら全部習わせてあげたい気持ちになります。
でもせっかく教わった事も、キャパオーバーになると大して上達しない可能性があります。
教わったら出来るわけではない。
お金を払って習い事をさせたらきっと上手になると大人は期待しています。
ところで、その習い事は家で練習していますか?
1週間のうちのたった1時間先生に教わったからといって出来るようにはなりません。
現実に私は小学生の頃週5で習い事をしていました。
スイミング、公文(週2)、ピアノ、習字です。
スイミングに関しては、クロールや平泳ぎ程度ならできる様になりました。
夏には毎週の様に海に行って泳いでいたので泳げるという事もあるかもしれません。
公文は算数、国語、英語を習っていた記憶がありますが英語に関しては中学レベルしか出来ませんし、国語は出来ているのかよく分かりません。そして、一応理系ではありますが暗算は苦手です。
ピアノは一番頑張って中学まで合唱コンクールの伴奏をしていましたが、ピアノコンクールでは予選落ちしました。
習字に至っては全く練習していなかったので、何段までとったか覚えていませんがへたくそです。
確かに全部習っていない人よりは少しできるかもしれませんが、その程度です。
何もしていない人より知識をつける事はできるでしょう。
上達するには自分で練習するしかない
上達するには先生に教わった事を思い出し、日々自分で練習して出来る様になるしかないのです。
スイミングだったらお風呂で顔をつける練習をしたり、バタ足を腿から動かす練習をするとか。
英語だったらオンライン英会話で毎日15分でもネイティブスピーカーと会話してみるとか。
仮に週5で習い事をした場合、家に帰って他の習い事の練習を4つもする事が出来るでしょうか?
更に小学生になると日々の勉強の宿題や予習復習などする事が増えます。
毎日それを好んで続けられるという人は天才となる事でしょう。
出来る範囲で習い事をしよう
キャパオーバーになると、何かが疎かになって出来なくなります。
何でも出来る子供に育ってほしいかもしれませんが、それが逆に子供の得意な事や成功体験を封じ込めてしまう事もあるかもしれません。
数を減らしたら極める事が出来るかもしれない事が、他の事に時間をとられて出来なくなりません。
もし1つの事を頑張って成功体験を積む事が出来たら、本人は成功させる為には何が大切かなど成功する方法も学べるかもしれません。
満遍なく体験する事も大切ですが、せっかく習うなら習得してその体験を活かす事が考えられる様になるといいですね。
もちろん、私は親にたくさん習い事をさせてもらった事に感謝をしています。
泳ぐ事もできるしピアノを弾いて人を感動させる体験もできた。何にも代えがたい体験です。
ただ時代は変わってきている事も確かです。
これからの時代は何がAIに置き換わっていくか分かりません、うわべの知識はどんどんコンピュータに負けてしまいます。
キャパオーバーになり全てをこなす事で疲労してしまう毎日なのか、特定の事を成功させる為に問題課題に自ら考えて日々取り組む経験を積むのか。
難しい選択ですが、昔と同じとはいかないと日々感じているところです。
思考停止から抜け出すにはまずは暮らしを変える事がおすすめ。何も考えず読んでみて!
これからの時代に必要なチカラ。私達が受けた教育と同じ事は次世代には通用しない。難しく考える必要はなくて、楽しめばいいハナシ♪
はち子のプロフィール。これまでの生活や、変えていったこと人生が好転していったハナシ。
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